菊池川流域の恵み
体験協議会
2020年度発表内容
菊池高校
地域づくりユニーク賞
菊池は古典的な町並み(文化的環境)でいいところがたくさんあるのに、お抹茶をいただけ場所がないので菊池高校から新しい風を!ということで菊池高校の茶室を使った「お茶カフェ」の提案しました。菊池高校で抹茶カフェを開くことのメリットとして、立地の良さや新たに施設を作る必要がないという費用面での安さ、周辺に文化的遺産が多い、などがあります。また、自然豊かな菊池を利用してたくさんの人に来てもらい、楽しみながら菊池の歴史を知ってもらうイベントを開催します。例えば、コスプレと菊池をかけたイベントなどです。これらの情報はSNSなどを使って発信します。
菊池農業高校
菊池川流域さきがけ賞
「菊池を食べる」というテーマで菊池の特産品や菊池の課題について考えてこれから菊池でできる新たな取り組みについて大きく3つ提案しました。1つ目は、「菊池肉まん」です。菊池で採れる菊芋、ヤーコンに加え、菊池市で採れるキク科の野菜を使ってみんなから愛される肉まんを期間限定で「菊池肉まん」として販売します。2つ目は、竹クッキーと国産メンマづくりです。たけのこの輸入増加、竹林の所有者の高齢化による人工林の荒廃、気象災害の拡大、鳥獣害の増加などを防ぐために竹パウダーを使ったクッキーやメンマを売り出していきたいと考えています。3つ目は、ARを使用した情報発信です。すでに行われている取り組みとして、菊池版ポケモンGOを作りGPS機能を活用しながら観光スポットを巡るなどがあります。
菊池女子高校
流域の魅力をUPしま賞
ターゲットを若い女性や若いカップルにしてSNSで映える場所を発信してもらうことを目的とした観光名所の提案しました。その例として、カフェ、温泉、旅館を挙げました。カフェは、「森の中にあるお店」をコンセプトに、お店全体を菊池の木づくしにします。温泉は、アメニティーやおもてなしが堪能できるようにします。旅館は、魅力的な浴衣の貸し出しや利用者の好みに合わせた部屋が選べるようにします。JKのセンス、映えやおしゃれなどは職業につながるということを実感できました。
鹿本高校
地域づくりベストアイデア賞
一泊以上の観光ツアーを作成し、新たな観光客の誘致の提案をしました。。題して、「山鹿の魅力まるごと発信&発見ツアー」です。ターゲットは福岡県、熊本県に住むトレンドの発信源となる女性です。観光客の増加のために温泉プラザ山鹿を観光拠点にし、印象をよくするために駐車場や公衆トイレを整備します。これはリピーターを増やす上でとても大切なことです。高校生が率先して山鹿の魅力を発信し、さらなる観光客の誘致を目指します。
鹿本農業高校
特産品まるごと食べま賞
地元食材の知名度が低いこと、そしておせちは日本の大切な文化なのに喫食率が低いということからおせちを利用しようと考えました。鹿本農業高校の技術を生かして地元のおせちを作成しました。料理の例として、山鹿市の金柑を使った甘露煮、菊池市のえこめ牛を使った八幡巻き、和水町の伊達巻などを挙げます。鹿本農業高校でおせちについてのアンケートを取ったところ、おせちを食べていない人が37%もおり、その理由として自分の好きなものがないという意見が多くありました。逆に「どんなおせちなら食べられる?」という質問には、洋風のもの、デザート、お一人様用、誰でも食べられるものという意見がありました。そこで、多様化するニーズに対応しなくてはと思い、おせちの食材を真空パックにすることを思いつきました。また、その真空パックに載せてあるQRコードにスマホをかざすと食材のこだわり、由来の解説、歴史や自然、文化、観光について知ることができる仕組みを考えました。農業や地域の文化、観光などの魅力発信を活性化することで菊池川流域をさらに魅力溢れるまちにしていきます。
城北高校
地域づくり元気100倍賞
山鹿と遊びをかけて「山鹿かるた」というものを作成しました。「山鹿かるた」では山鹿のこと知り、山鹿を感じることができるため、山鹿小学校などに出向きました。城北高校の各コースではたくさんの山鹿を元気にするための取り組みを行いました。調理科では、「食」で山鹿を元気にするために菊池川流域の恵みの素晴らしさに着目しました。そして、地産地消に特化した商品を開発しました。菊池のお米「ヒゴムラサキ」を使用したオリジナルスパイスカレーや城北のオリジナル弁当「森の恵」などです。スポーツ科学コースでは、いろいろな小中学校に出向き、城北高校の各部活動が野球教室、バレー教室、サッカー教室などを開きました。みんなで「山鹿灯籠エクササイズ」というエクササイズを考えました。これを普及させて山鹿市を健康寿命日本一にしていきたいです。看護科では高齢者をお呼びして健康チェックを行いました。地域の方々の意見も参考にして、地域企業や組合の方々とも連携し、地域全体を巻き込んでいきたいと思います。
玉名高校
地域づくりユーモア賞
玉名の新しいゆるキャラを考えました。その名も「ベリ美ちゃん」。「ベリ美ちゃん」の名前の由来は3つあります。1つ目は、玉名市はストロベリーの量が日本で2位だということです。2つ目は、玉名には ”美” 味しい食べ物がたくさんあるからです。3つ目は、”美”しいまちになってほしいからです。「ベリ美ちゃん」の体はいちごでできています。高瀬裏川花しょうぶまつりからとったしょうぶの花の首飾りをつけています。ワンピースは玉名納涼花火大会をモチーフにした花火の模様です。「ベリ美ちゃん」はイベントへの参加を通して広報活動をしたり、グッズをつくったりする予定です。ベリ美ちゃんを通して、玉名の魅力を多くの人に知ってもらいたいです。
玉名工業高校
笑顔が太陽で賞
5学科でそれぞれ取り組んだ地域を笑顔にする取り組みの紹介しました。機械科は、復興リアカー・とびません太郎というフェイスシールドを制作をしました。注文は予想を遥かに超え、天草・水俣在住の方・病院や介護施設・商店など様々なところから注文を頂きました。電気科は、ワークショップを行いました。キーホルダーやランプシェードの制作、プログラミング教室など学童クラブや小中学校などいろいろな場所で行いました。電子科は、大河ドラマいだてん・南九州インターハイのデジタルボードを作成し産業祭に出展しました。工業化学科は、手作りろうそく・スライム・人工いくらを小学校や学童クラブに出前授業に行き、化学の楽しさを感じてもらいました。土木科は、文化祭で希望者を対象に土木教室を行い、小さい棚を作ったり校内の駐車場の整備をしたりしました。建設業と連携して、様々な取り組みを行いました。熊本豪雨の際には先生と生徒合わせて142名でボランティア活動に参加しました。私達のできる力で、多くの方を笑顔にしていきたいと思います。