菊池川流域の恵み
体験協議会
鹿本農業高校 “特産品まるごと食べま賞”
課題背景:山鹿市は年間200トンの茶葉を生産しており、日本で初めて和紅茶の伝習所が設置された場所でもあります。緑茶の需要が下がる中、紅茶への生産転換を行う業者も多く、和紅茶生産地の推移は2008年から2018年の10年間で7.8倍増加しています。これらのことから和紅茶文化の魅力を多くの人に伝えたい、山鹿市を元気にしたいと考え、授業で学んだ知識技術を活かし、山鹿産和紅茶を使用した商品開発プロジェクトを立ち上げることにしました。
仮説:山鹿産和紅茶を使用した商品開発を生産者や事業所大学などと連携して実施するとともに、それらの進捗などをSNSで情報発信することで認知度工場や普及活動などにつながるのではないかと考えました。
結果:山鹿産和紅茶は成分分析の結果、カテキンが少なくしぶみが少ないこと、紅茶の色素成分であるテアフラビン類は外国産に比べて含有量が少なく色が鮮やかであることがわかりました。これらを生かした加工品を作りました。
まず、和紅茶を使用したマドレーヌを作りました。試作アンケートでは食感の改善に関する意見が多かったため、熊本県商品開発アドバイザーの笹原さんにアドバイスを求めました。さらに、パッケージデザインを考え、それについても熊本県商工観光労働部の緒方さんにアドバイスをいただきました。
次に、高森町の手作り石鹸店「Ladybug」のオーナーである豊田希さんにアドバイスを頂き、和紅茶を使用した石鹸の開発に取り組みました。試作品のアンケートを校内外で行ったところ、和紅茶粉末を使用した石鹸は香りがよく、泡立ちも良いと回答した人が多かった一方で、見た目は灰色で改善点も多く残りました。
さらに、和紅茶の認知度向上のため、和紅茶カフェの開催や子ども食堂での和紅茶マドレーヌ配布などを行うとともに、公式インスタグラムを開設しました。
このような商品開発を行っているが、やきがしは企業とのコラボが十分でなく本格的な商品化に至っていない、商品を販売する力=販促力についての知識やノウハウがないといった課題が残っています。今後課題解決に向け、活動を行っていきたいと思います。
まとめ:私達の活動が広報誌やテレビ番組に取り上げられ、和紅茶の魅力を伝えることができました。また、連携した生産者・事業所のSNSで紹介していただいたり、イベントなどでお客様からテレビや広報を見たよと声をかけていただいたりすることもありました。これらのことから私達の活動が山鹿市内外に広がり、和紅茶の魅力を多くの人に伝える活動ができていると実感しました。今後も山鹿市和紅茶の魅力を発信し続けます。
鹿本高校 “地域づくり元気100倍賞”
課題背景:高齢化や予算不足が原因で整備が行われなくなり、登山することが困難になりました。昨年有志で整備を行い、継続していくには・日ノ岡山の美化活動を通して、地域に愛される山にし、地元鹿本の活性化につなげるためには何ができるか考え今できることを行いました。
結果:日ノ岡山を守る会を設立・交付金の申請・登山道の整備ボランティア(1回目)・広報・登山道の整備ボランティア(2回目)・交付金の実績報告を行った。熊本日日新聞で日ノ岡山整備の活動が取り上げられ、知名度が上がった。また、鹿本小学校と行ったボランティアの様子も取り上げられた。2021年12月・西日本新聞社の「山地図本・冬編」に掲載された。山鹿市消防署と熊本消防署の合同練習が日ノ岡山で行われた。
「このボランティアに参加して良かったですか」という問いに対して、ほとんどの人が良かったと答えた。理由は『よく登る山がきれいになり、これから登るであろう人たちも気持ちよく登るであろうことを想像し、嬉しく思うから』。「ボランティアを通して異なる世代間で交流できましたか」という問いに対して、できたと答えた人は、『整備をする際に会話ができた』できなかった人は『高校生としか話せなかった』と答えた。「次回も参加したいですか」という問いに対して、ほとんどの人が参加したいと答えた。「日ノ岡山に愛着が湧きましたか」という問いに対して、『やりがいがあったから』『整備することで連帯感が生まれたから』といった理由で八割の方が増したと答えた。『脇道が危なかった』『展望所から見える景色の説明をすればいいと思った』『日ノ岡山の登山地図を作成したほうがいいと思う』『不動岩と日ノ岡山を連帯すべき』『頂上に日ノ岡山スタンプがあると登っていて楽しい』という改善点が上がった。
城北高校 “地域づくりユニーク賞”
普通コース
課題背景:普通コースでは、山鹿の町を活性化させるために、山鹿を知ることから始め、山鹿を感じ、学びを深めてきた。今回は、これまで学んだことを活かし、山鹿を知ることに特化し、2つのプロジェクトを行った。
結果:『遊び✕山鹿 商品開発プロジェクト』
遊びながら楽しく山鹿を知ることができる商品を開発。山鹿の子どもたちには、山鹿のことを知ってもらうだけでなく、山鹿に誇りをもってもらうことができ、山鹿以外の方々には山鹿をPRできる遊び道具となっている。コミュニケーションカードゲーム、着せ替えカードゲーム、オリジナル絵本など、大勢でも個人でも楽しめるものとなっている。
今後は、完成させたものを発信していく予定。
『感動✕山鹿 竹明かりプロジェクト』
コロナ禍で活気を失った山鹿を元気にするために、光で感動を演出する「竹明かりプロジェクト」を進めている。普通コース独自のデザイン力を武器に、竹に施すデザイン、色、空間の演出1つ1つにこだわり、最大限の感動を演出したい。コロナの収束と山鹿の活性化を願い、実際に竹明かりを作成。竹明かりのデザインは、冬の冷たいイメージから春の暖かなイメージへと変化し、冬から春にかかっている虹は生徒を表現している。そこには、現在がコロナ禍で大変なときだからこそ私たちが未来の架け橋になりたいという願いが込められている。生徒がデザインした竹明かりは、山鹿市のNPO法人の協力を得て、山鹿市の様々な場所に設置する予定。まとめ:今までにない「最高の感動」を山鹿市に届けるとともに、山鹿市の観光客数の増加にも繋げていきたい。今後は、竹明かりの設置だけに終わらず、商品開発にも繋げ、山鹿市の新しいブランドを確立していきたい。
医療福祉科
『届けよう!服の力 〜城北プロジェクト〜』
課題背景:プロジェクトを始めたきっかけはユニクロの講演を聞いたこと。世界には約7950万人の子供が着る服がないことに困っていて、ユニクロがその子供達に一般人から集めた服を寄付していることを知った。その講演を聞いて、私たち医療福祉科でも服を集めて寄付する活動がしたいと思った。さらに、その活動で山鹿に貢献できないかと考えた。
研究目的:服に困っている世界中の子どもたちに服を届けるため、山鹿市のゴミの削減や資源の循環のため。
結果:まずは、できることから始めようと思い、学校だけで洋服を集めることにした。保護者へのチラシ作成や生徒、先生方へのプレゼンを行い、服の回収を呼びかけた。その結果、服は2504枚集まった。集まった服はサイズごとに分けてダンボールに詰め、ユニクロへ送り、ユニクロからコンゴ民主共和国などの難民の方々へ服を送ってもらった。
今回のプロジェクトで頑張った点は、まず、大量の洋服をサイズごとに分けて、受け取る子供のために綺麗に折りたたむことだ。次に、目的を明確にした発表を先生と生徒向けに行ったことだ。また、より多くの服を集めるために、生徒向けに周知するだけではなく、保護者の方々へのチラシ作成も行い、周知に力をいれた。
まとめ:医療福祉科20人で協力することで、約1000人の人の心を動かすことができ、2504枚もの服を集めることができた。この活動を通して私たちは、服に困っている約2500人もの人の役に立つことができた。また、1枚の服の重さを100g(0.1kg)だと考えると、計250.4kgもの資源の再利用やゴミの削減に繋がったと思う。今後は服に困っている人たちに服を寄付するために、そして、山鹿市のゴミの削減や資源の循環のために山鹿市全体で服を20000枚集めたい。制服が買えない子供や、難民で服がない子供を笑顔にするだけでなく、山鹿市のゴミの排出の削減ができ、資源の有効活用ができる。二酸化炭素の排出量が減り、地球温暖化の解決にもつながる。さらに、ゴミの処理にかかっていた費用を社会福祉事業に当てることができ、山鹿市の高齢者も充実したサービスを受けられると思う。
調理科
『地産地消プロジェクト』
課題背景:地産地消で地域活性化を図るため、山鹿の食材を使ったオリジナルスイーツとスパイスカレーを開発。
結果:「山鹿で作られた紅茶と抹茶を使ったシフォンケーキ」
山鹿の抹茶は、緑が明るく着色し、鮮やかに彩るのでケーキに適している。また、紅茶は添加物を一切加えておらず、紅茶本来の味とケーキの相性がとても良い。
サツマイモ、ナス、トマト、栗、アスパラガスを具材やトッピングに使ってスパイスカレーを作った。山鹿の野菜は、うまみやコクがあって、一般の野菜を使うよりも風味を楽しめるようなカレーを作ることができた。
まとめ:活動を通して、山鹿で実際作られている食材の良さを知る機会となった。また、試験的な販売で幅広い世代にうける料理ほどうけることがわかった。今後は、食べた方の意見を参考にさらに幅広い世代にうけるように種類を増やしてお祭り会場など山鹿市で販売したい。いろんな方々にケーキとカレーを食べてもらうことで山鹿の食材の素晴らしさを伝えたい。そして、山鹿の食材の売り上げを伸ばすとともに熊本県や全国で山鹿の食材を有名にして、山鹿の農作物の販売増加と就農人口増加につなげていきたい。
特進コース
『Global✕Local』
課題背景:特進コースでは、グローバルに考える視点を持ち、その視点を生かして、地域経済や社会に貢献する。そのための取り組みの1つとして英語で観光案内することを考えている。その例を紹介します。
Especially the amazake at the Kiya honten is very sweet and delicious.
(特に木屋本店さんの甘酒はとても甘くて美味しいです。)
まとめ:今後、特進コースでは、外国人観光客の増加を目指し、英語での観光案内を予定。また、外国人観光客の満足度が高い旅行プランの計画にも取り組みたい。
スポーツ科学コース
『スポーツ活性化プロジェクト』
課題背景:山鹿をスポーツで活性化させるため。
結果:小学生にスポーツを教えて、スポーツに親しむ子どもを増やす活動を行った。
また、山鹿灯籠エクササイズを広めて山鹿市民の健康寿命をのばす活動を行った。
まとめ:今後はこれらの活動を継続するとともに、車いすマラソン大会などを企画して、山鹿の経済活性化および山鹿に来る人の増加を目指す。
看護科
コロナウイルス感染の収束後、地域の高齢者を対象に心身の健康チェックを行う。山鹿市の高齢者がいつまでも健康で活躍できるように、看護を学ぶ生徒としてできる活動を行う。
城北高校のこれから
城北高校では各学科・コースがアイディアを出し合い特色ある地域活性化に取り組んでいる。しかしこれらの取り組みは、企業や地元住民、山鹿市外の人にはまだ知られておらず、地域活性化の成果は低いと考えている。それは、城北高校単独の視点での取り組み、学校としての活動範囲と規模で行っているのが原因ではないか。言い換えると、学校と企業、市、住民が協力し合えば、さらに、「成果が高い地域活性化」につなげることができると考える。そのため、私たちは、学校側から企業や市に積極的にアプローチをかけて協力体制を整えたい。協力体制を万全に整えて、今行っているプロジェクトを拡大させ、深化させ、「みんなで地域活性化に取り組み」、山鹿の経済と活気を高めていく。
三加和中学校 “笑顔が太陽で賞”
課題背景:菊池の魅力である自然・観光・食を県内外に発信し、アピールするためにファッションとデザインを通して菊池を表現し高校生の目線で菊池の魅力を伝えることにしました。言葉では伝わりにくい’’感性’’を家庭科の3コースがそれぞれの強みを生かして作品を制作しました。ただのコスプレに終わらず菊池をファッションとデザインでアピールするという目線を大切にしました。
仮説:なし。
結論:✰ファッションコース→白と青で構成した、菊池の清流パーティードレス
「菊池川の清流」をイメージし、白・青のレース・サテンを使用しました。材料は白のサテン・青、水色、オーロラのレース・などです。デザインのポイントは、水色と青のレースで菊池川を、フレアで川の流れを表現したことと、その上にオーロラのレースで、白い水しぶきと光の反射をイメージし、菊芋の花をコサージュにして菊池を表現したことです。菊池の清流を表現する部分に苦労しました。今回テーマとなった菊池川上流は水が澄んでいてとてもきれいでした。川の繊細さを表現したドレスなので作品を通して菊池川のアピールに繋がれば作成した甲斐があったと感じます。
✰フードデザインコース→菊池特産の果実(ドライフルーツ)でyドレスケーキを作成
最近人気のあるドレスケーキを制作し、将来的には商品化を目指し菊池の活性化に貢献できればと考えています。予算は試作も含め一万円に設定しました。菊池地域の特産品のドライフルーツみかん(山鹿産)・いちご(七城産)などを使用しました。菊池の自然を表現するためにドライフルーツの他にもメロンやいちご・アラザン・生クリームも飾りとして使用しました。ピンク色の生クリームは菊池の桜をイメージし、オレンジは夕日になびく稲穂・アラザンは夜空の星・キウイは豊かな自然を表現しました。
✰保育ふくしコース→子どもと大人の甚平を作成
「おそろいのコーディネートで孫と祖父母が菊池を歩けば」をテーマに、菊池に住んでいる高齢者の方を元気にしたいと思い、子供と大人の甚平を作成しました。子供と大人の甚平の柄は鬼滅の刃の竈門禰豆子が来ている麻の葉文様の柄を甚平にアレンジしました。大人と子供で色違いのお揃いなのがポイントです。一枚の布にへらで印をつけ、裁断し縫い合わせる所や布をミシンで間違えて縫って、糸をほどいた所です。制作を終えて菊池川周辺をおじいちゃんとお孫さんに夏に散歩してもらいたいと思いました。
まとめ:ファッションデザインコースとしてはドレス作成を通して菊池の自然の大切さに気付きました。次のステップとしては、菊池の自然を綺麗にするボランティアにファッションで貢献することだと思います。フードデザインコースとしては今後は実際に食べることのできるドレスに制作再挑戦し、菊池のケーキ屋さんと共同でドレスケーキを商品化したいと考えています。保育ふくしコースの次のステップとして子供服や帽子の制作を考えています。また、温泉・環境事業と連携したコスプレイベントの企画・開催の挑戦を検討しています。
玉名高校 “流域の魅力をUPしま賞”
研究背景:SDGs11「住み続けられるまちづくりを」に関連して、災害防災について調べてまとめました。熊本は災害が多い地域であり、災害防災について知識を深めることが住み続けられるまちづくり、また街を活性化させることにつながるのではないかと考えました。
結論:まず色々な災害についてです。1つ目が地震です。地震はプレートがぶつかり合うときに生じる力によって起こります。2つ目は津波です。津波は地震が原因で発生してしまう災害です。最後に台風です。暴風では家屋の損傷等によって機械的損傷を受けます。
次に防災についてです。防災とは、災害を未然に防ぐ、被害の拡大を軽減する、被災からの復旧をしやすくするという意味があります。防災には主に3つのことが大切だと言われています。 自助(自分自身の身の安全を守ること)共助(周囲の人達が協力して助け合うこと)公助(公的機関による援助救助のこと)地域の防災設備には色々な種類があります。災害用伝言ダイヤルやAED、災害時には公衆電話が無料で使えたりします。
玉名高校生への防災意識のアンケートから非常用持ち出し袋を用意していないと答える人が多く、災害用伝言ダイヤルを知らない人が多かった。地域で行った防災意識アンケートからは、防災意識を持っている人と持っていない人では行動に差があることがわかりました。
結果:防災をしていくためには家族で話し合うことが大切です。地域にはどのような防災設備が整っているか。自分の家の防災力はどのくらいなのか。これらを話し合い防災力を高めていってください。
学校給食の存在〜貧困問題・飢餓問題と考える/鹿本高校
研究背景:世界の食料不足者数が8億4000万人以上という人数の多さを真に受け、このような人々を救う身近な方法が「学校給食」の取り組みであることを知ったのがきっかけで、給食がどのような変化をなし、役割を果たしているのかと思いこの研究に至った。
仮説:①給食の文化が今でも続いている背景には、SDGsの目標の1つ「飢餓をゼロに」という目的があるのではないか。②給食の必要性は、時代の流れが関係しているのではないか。
結論:文献調査...給食は色々なSDGsの項目と関係していることが分かった。また、時代とともに栄養の高い、貧困救済に向けた給食提供になっている。研究を進める中で、地域(こども)食堂の存在も、飢餓者や栄養不足者から救う1つであることを知った。
まとめ:学校給食や地域(こども)食堂が貧困者や飢餓者、そういう状況に陥っている人、またそれ以外の人達にとっても、重要な役割を担っていることが分かった。地域(こども)食堂においてもボランティアとして活動や支援ができるので、来年度、どのくらいの人達が食の重要性を持っているのかなど、もしボランティアとして活動ができたら、その体験を研究に活かしていきたい。
菊池高校 “地域づくりユーモア賞”
課題背景:課題研究の時間に菊池について話し合いをした際に、少子高齢化と結婚率が下がっていると知ったから。
結果:待機室への誘導がスムーズにできてお褒めのお言葉もいただいたがペン・消しゴムの数が足りず、迷惑をかけてしまったので、事前準備をするべきだった。お見合い回転寿司では予想以上の盛り上がりを見せたが、逆に参加者同士の声が聞こえずらくなり、会話がしづらそうだった。調理実習の時間では調理科の先生と協力して立てた献立の原稿づくり・レシピづくりを頑張った。また、30分と時間が限られていたので、調理班に野菜を切っておくなどの下準備を行ってもらい、当日は時間通りに美味しい野菜カレーを作ることができた。しかし、人によって食べる量がちがったりしていて、お鍋の中にはたくさんの残飯が残ってしまった。お昼ごはんのときに使用したランチョンマットは調理班の二人に作ってもらった。今日の占いや野菜の効果について記載した。特に女性からの評判が良かった。体育館に移動してからはスペシャルゲストのくまモンとくまモン体操を行いドッジボールを行った。ラブボールに関するルールの説明がうまく伝わらず時間が押してしまったが、ラブボールを投げてあたった人同士がカップルになっていて嬉しかった。告白タイムでは教室で気になっている人の名前を書いてもらい、集計し屋上庭園で発表した。結果は6名のカップルが誕生し、ベンチに座っておしゃべりするなど放課後を楽しんでいた。残念ながらカップルになれなかった人は荒木さんのアドバイスを受け取った。スクール婚活のポスター作成で努力したことは、スクール婚活をイメージできるような学校らしい画像を入れたこと・全体的にピンクで統一することで婚活っぽい色合いにしたこと・目立たせたい所のフォントや色を工夫して目に止まりやすいようにしたこと・当日の日程が見た人にすぐに伝わるように時間割形式にしたこと。
結論:時間調整・時間配分・費用の面を考えること・日程調節や時間割を工夫したこと・会場設営・関係機関へのPR・原稿や名刺作りに苦労した。色んな班と協力できたこと・みんなとの仲が深まったこと・コミュニケーション能力が身についたこと・来てくださった方への礼儀や挨拶ができたこと・相手の立場になって考える能力が身についたこと・臨機応変に対応できるようになったっこと・先を見通し計画的に進めるようになったことが婚活を通して成長した。スクール婚活も行うまでは大人の恋愛を想像することでさえ難しく、上手くサポートできるか不安だったが、高校生の恋愛と似ていることが多くうまく進行することができた。自分たちが計画したことが大人を介して結果的に成功することができたことで自分たちの意見に自信を持つことができた。
玉名工業高校 “地域づくりベストアイデア賞”
研究背景:近年、放置された竹林が周囲の森林へ侵入拡大を続けており、大きな問題となっています。成長が早いからこそ、荒れ放題になっている光景を目にします。また、多くの植物は竹より背が低いため、光が遮られ、やがて死んでいきます。このような深刻な状況をしり、どうにかして打破したいと考えました。
仮説:竹の成分であるセルロースを糖化し、その糖化液からバイオエタノールを作れば竹を有効活用できると考えました。バイオエタノールとは、基本的にとうもろこし、サトウキビなどから作られるバイオマスを発酵させ、蒸留して作られるものです。
結論:実験条件設定として、以下の3つを用いました。
1セルロースを糖化させるために硫酸による加水分解反応を用いました。
2硫酸を中和するために、炭酸ナトリウムを使用しました。
3得られたセルロースから糖化していることを確認するために、フェーリング反応による酸化銅の析出からベルトラン法糖定量で算出しました。
4糖を発酵させバイオエタノールを得るために、酵母としてドライイーストを使用しました。
5できたバイオエタノールを蒸留するために、ソックスレー抽出器で蒸留を行いました。
これらの実験手順の元、実験を行ったところ結果として竹5グラムから、約3%の濃度のエタノール5ミリリットルが得られました。
まとめ:これらの結果を踏まえて、100%エタノールを1リットル作るためには竹33キログラムが必要であることがわかりました。反応効率を上げる必要があるため、実験条件設定を改善していこうと思います。
菊池農業高校 “菊池川流域さきがけ賞”
課題背景:熊本県は全国6位の竹林面積があり、たけのこの生産量は全国3位です。しかし、プラスチック製品の普及、たけのこの輸入増加、担い手の高齢化により、竹林は荒廃し、鹿やイノシシなどのすみかとなり、近隣の田畑の農作物の被害が増加しています。これらを解決するため、昨年に引き続き活動をすることにしました。
結論:今年から、竹林の荒廃を防ぐ取り組みとして以下の5つを行いました。
1たけのこ園整備とたけのこ掘り体験
2門松づくり
3三角灯籠づくり
4竹葉染めに挑戦
5たけのこ「おやき」レシピ開発
まず放置竹林をたけのこ園に整備するために、NPO法人菊池公園歴史の森と連携して竹林を整備しました。今年の1月にはたけのこほりを行いました。
門松づくりでは、NPO法人菊池公園歴史の森と連携して門松を作成し、菊池市ふるさと創生市民広場に設置しました。三角灯籠づくりでは、和紙に思い思いにメッセージや絵を書いて竹灯籠と同じように飾ることができます。また、竹葉染めに挑戦しました。染色時間などの調整を工夫することで、自然の竹色に染めることができました。最後にたけのこをつかったおやきレシピを開発しました。おやきの生地のモチモチ感とたけのこのこりこり食感のバランスが良く、試食してくださった先生方にも好評でした。
これまでの活動で竹には無限の可能性があることがわかりました.そこで菊地竹のテーマパーク構想を提案します。そのテーマパークで行う企画を紹介します。
企画①年間を通したワークショップで菊地散策
この企画では、季節ごとにワークショップの内容を変更することで四季折々の菊地を楽しんでいただけます。
企画②たけのこ園管理とポイ活で地域経済の活性化
たけのこ園は年間を通して様々な整備が必要になります。そこでたけのこ園整備ボランティアに参加することでたけのこポイントを獲得でき、菊地市内のさまざまな飲食店や、施設でお得に買物をすることができます。これにより、菊地市内の竹林荒廃を防ぐとともに、菊地の経済発展に貢献することができます。
企画③たけのこ名産品の開発で環境保全に貢献
筍を使った名産品コンテストなどを行い、民泊、飲食店などと連携し新たなたけのこレシピを開発します。竹の子の消費拡大により、竹林を有効活用することで鳥獣のすみかとなることを防ぎ、安全で安心なまちづくりに貢献します。
結論:このような活動を他の事業所等と連携し、持続可能な街づくりを目指してこのような活動を実現していきます。
菊池女子高校 “どこまでもポジティブ賞”
課題背景:菊池の魅力である自然・観光・食を県内外に発信し、アピールするためにファッションとデザインを通して菊池を表現し高校生の目線で菊池の魅力を伝えることにしました。言葉では伝わりにくい’’感性’’を家庭科の3コースがそれぞれの強みを生かして作品を制作しました。ただのコスプレに終わらず菊池をファッションとデザインでアピールするという目線を大切にしました。
結論:✰ファッションコース→白と青で構成した、菊池の清流パーティードレス
「菊池川の清流」をイメージし、白・青のレース・サテンを使用しました。材料は白のサテン・青、水色、オーロラのレース・などです。デザインのポイントは、水色と青のレースで菊池川を、フレアで川の流れを表現したことと、その上にオーロラのレースで、白い水しぶきと光の反射をイメージし、菊芋の花をコサージュにして菊池を表現したことです。菊池の清流を表現する部分に苦労しました。今回テーマとなった菊池川上流は水が澄んでいてとてもきれいでした。川の繊細さを表現したドレスなので作品を通して菊池川のアピールに繋がれば作成した甲斐があったと感じます。
✰フードデザインコース→菊池特産の果実(ドライフルーツ)でyドレスケーキを作成
最近人気のあるドレスケーキを制作し、将来的には商品化を目指し菊池の活性化に貢献できればと考えています。予算は試作も含め一万円に設定しました。菊池地域の特産品のドライフルーツみかん(山鹿産)・いちご(七城産)などを使用しました。菊池の自然を表現するためにドライフルーツの他にもメロンやいちご・アラザン・生クリームも飾りとして使用しました。ピンク色の生クリームは菊池の桜をイメージし、オレンジは夕日になびく稲穂・アラザンは夜空の星・キウイは豊かな自然を表現しました。
✰保育ふくしコース→子どもと大人の甚平を作成
「おそろいのコーディネートで孫と祖父母が菊池を歩けば」をテーマに、菊池に住んでいる高齢者の方を元気にしたいと思い、子供と大人の甚平を作成しました。子供と大人の甚平の柄は鬼滅の刃の竈門禰豆子が来ている麻の葉文様の柄を甚平にアレンジしました。大人と子供で色違いのお揃いなのがポイントです。一枚の布にへらで印をつけ、裁断し縫い合わせる所や布をミシンで間違えて縫って、糸をほどいた所です。制作を終えて菊池川周辺をおじいちゃんとお孫さんに夏に散歩してもらいたいと思いました。
まとめ:ファッションデザインコースとしてはドレス作成を通して菊池の自然の大切さに気付きました。次のステップとしては、菊池の自然を綺麗にするボランティアにファッションで貢献することだと思います。フードデザインコースとしては今後は実際に食べることのできるドレスに制作再挑戦し、菊池のケーキ屋さんと共同でドレスケーキを商品化したいと考えています。保育ふくしコースの次のステップとして子供服や帽子の制作を考えています。また、温泉・環境事業と連携したコスプレイベントの企画・開催の挑戦を検討しています。
Vtuberの魅力と活用/鹿本高校
研究動機:もともとVtuberが好きだった。そして何か地元のために、地域を活性化できるものを作りたいと考えていたため、Vtuberをテーマにして、研究を行なった。
仮説:山鹿市のイメージのご当地Vtuberを作ることで、少しでも山鹿市のPRにつながるのではないか。
結論:インターネット調査...2021年6月26日時点で47都道府県58のご当地Vtuberが活動している。
茨城県公認のVtuberチームアナウンサーの茨ひよりは、茨城県独自の動画サイト「いばキラtv」で活動している。2018年8月3日から活動しており、2021年3月末時点で経済効果5億円と言われている。
アンケート調査...対象者:鹿本高校2年生
①山鹿市の良いところは何ですか?→「自然環境が良い」「八千代座がある」「温泉がある」「医療費が安い」等の意見が挙げられた。
②山鹿市の改善すべき点や要望はありますか?→「パチンコが多すぎる」「店をもっと増やしてほしい」「公共交通機関などのサービスをもっと充実させてほしい」「過疎化が進んでいる」等の声がおおくよせられた。
まとめ:アンケートを参考にして、デザイン案を作成した。今後は実際に元となるデザインをLive2D Cubismでモデリングし、nizima LIVEで動かす。
2者間での会話で相手に好印象を残す話し方の秘密/鹿本高校
研究動機:高校入学時、クラスに早く馴染んだ人と馴染むのに時間がかかる人がいた。初対面の人とどのような会話の仕方をすれば、相手に好印象を与えられるか疑問に思い、この研究をしようと思った。
仮説:笑顔、うなずき、相手の話に耳を傾けるなどが出来る人が話し相手に好印象を与えているのではないか。
結論:文献調査...第一印象に気を配る。非言語コミュニケーションが重要。笑顔を浮かべる人は、無表情の人よりも信頼度が高い。
/人は話し方で9割変わる(福田健)
3流...話し上手 2流...聞き上手 1流...話させ上手 1流の雑談は、その場に応じて質問を使いこなし相手が心地よく話せる空間を提供する。
/雑談の1流2流3流(桐生稔)
アンケート調査...対象者:鹿本高校1、2年230名 1,初対面の人と話すのに抵抗があるか。→はい40% いいえ60% はい→どのような点に不安があるか...楽しく話せるか・人と話すのが恥ずかしい・相手の態度や話し方 いいえ→なぜ抵抗がないのか...相手の話し方が上手・相手が聞き上手・人と話すのが楽しい
まとめ:①相手が話しやすくなるような質問をする ②ありがとうなどのマジックフレーズを使う 「笑顔」の効果は絶大である。笑顔やボディランゲージなどの非言語コミュニケーションを上手に活用できる人が好印象を与えられることを確信した。
小さな命を守るためにできること/鹿本高校
研究背景:こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)の存在や日本の児童遺棄の問題などを知り、大人の手によって罪のない子供が命を奪われたり、幸せに暮らしていけないような状況になることはあってはならないなと感じた。そして、そのようなことを防ぐためには何ができるだろうと考えた。
仮説:1.赤ちゃんポストの目的・役割と実際の利用目的と比べることで、この問題に対して未然に防ぐべきことが分かる。
2.赤ちゃんポストの利用件数と、自動放棄の件数を比べることで、赤ちゃんポストの重要性が分かる。
これをすることで赤ちゃんポストを全国に増やせば救える命が増える。
結論:仮説1.ゆりかごの最大の目的は何らかの理由で養育できなかった子供の保護であるが、実際の利用目的は望まない妊娠が理由であることが多い。現在のゆりかごは本来の役割と違っている場合があると言える。これからは一人一人が命に対する考え方を変えていけば防げると考える。
仮説2.現状から、赤ちゃんポストを全国に増やせば、自動放棄を減らし、救える命は増えると言える。
まとめ:赤ちゃんポストは罪のない小さな命を守るための重要な手段の一つである。自分にできることとしては、将来的に保育士として働くことによって様々な背景を持った子供があると考えている。
ヤングケアラーのためにできることとは/鹿本高校
課題背景:先日、埼玉県の男子中学生がヤングケアラーで亡くなったというニュースがあった。そこで日本のヤングケアラーの現状や認知度、実態が把握されていない理由、今後どのような支援が必要となっていくのか詳しく知りたいと思った。
仮説:ヤングケアラーの認知度が低い→実際に実態把握や支援を行うことができていない。ヤングケアラーの社会的認知度を上げたり、少しでも豊かな生活が送れるようにするにはヤングケアラーの条例や法律があると良いのではないか。
結論:日本の現状...世話をしている家族がいる:中学生 約17人に1人 高校生 約24人に1人
世話にかけている時間:中学生 4時間 高校生 3,8時間 今後必要な実態把握や支援...①早期発見・気づき:家庭内のデリケートな問題であり、表面化しにくいヤングケアラーの問題。支援を行う際はしっかり子供に寄り添い話を聞くこと。 ②打ち明けやすい環境づくり・子供との信頼関係:悩みを話せる人に出会える安全な場所の確保が必要。相談機能を強化し、本音を話してくれるように信頼関係を築いていく。ヤングケアラーの認知度...中学2年生84.2%、高校2年生86.4%の人が聞いたことがないと答えた。
実態把握されていない理由...家庭内のことで見えにくい・ヤングケアラーという問題自体を認識していない・虐待に比べて緊急性がない
国や地方に求められること...ヤングケアラー支援法の制定・支援体制の構築・啓発、広報の推進・地方自治体における現状把握の推進
まとめ:言葉自体を知っていても、具体的なことはわからないという人がたくさんいた。まずは多くの人に詳しく知ってもらうことが大切だと思う。また、自治体による支援体制の構築などが実現していけば、ヤングケアラーの生活をより良くすることにつながると思う。
菊池の魅力発信!!〜シャッター商店街を街の目玉に〜/鹿本高校
研究背景:シャッターが閉まっていたお店をもう一度今時代と地域に合ったものにするため。また、普段から活気ある商店街にするため。
仮説:コミュニケーションが生まれる商店街にすることが活性化に繋がると考えた。商店街が衰退した理由として近くにスーパーなどができたことが大きな要因としてあげられる。その中にないジャンルを商店街に取り入れ差別化することが大切。
結論:成功事例として資料館を作り人口増加と観光客増加を見込み商店街の活性化を成功させています。アンケートの結果からは、高校生は商店街に行かない人が多く、行く人は買い物や食事に訪れていた。行きたくなる商店街の雰囲気として、おしゃれなことということが挙げられた。
まとめ:実施したいアイデアとして市役所の方に論文を見ていただき、思い描いた商店街の雰囲気を絵に起こしてみたい。
選挙を通じてより良い社会を生き抜くためにメディアに流されない選挙を行うには/鹿本高校
研究目的:アナウンスメント効果というものを知り私たちは選挙の際にメディアの情報に惑わされている可能性があることを知った。これでは多くの人が自分の意見ではなくメディアの情報に惑わされるかもしれない。
仮説:①政治に関心がない人ほどアナウンスメント効果を受けやすいのではないか。
②政治の関心を強めればアナウンスメント効果の影響を受けやすいのではないか。
結果:年齢の若いほど自民党への投票率が高いことから、選挙への関心がなければアナウンスメント効果を受けやすいことがわかった。よって、政治の関心を強めることがアナウンスメント効果を無くし、より良い選挙を行うために必要であるといえる。また、政治への関心が低い世代ほど投票率が低いことがわかった。投票率の高い国では、義務化や半強制的であったり、選挙が身近であったり参加しやすい環境が整備されていました。
まとめ:政治に関心を強めるために教育から変えることで若いうちから政治を身近に感じる環境を作ることが大切だと考えた。来年から選挙権を得るためメディアに流されない1票を投じたい。
産婦人科医療の課題について/鹿本高校
研究背景:近年新型コロナウィルスが様々なところに影響を及ぼしているなかで、医療現場も大きく影響を受けている。実際に産婦人科医療でも、「妊産婦の受け入れ拒否」が問題になっているニュースをよく目にする。そこで、産婦人科医療でこのような現状がある原因と解決策を考え、「妊産婦の受け入れ拒否」を最小限に抑え、少しでもこのような問題が少なくなればと思ったからこの研究テーマを設定した。
仮説:妊産婦の受け入れ拒否の原因は「医師不足」であり、「医師不足」を解決することで妊婦さんの受け入れ拒否を最小限に抑えることが出来るのではないかと考える。
結論:産科は時間を問わない分娩と緊急があるため当直が多く、産婦人科は医師が少ないため、当直翌日も普通に働かなくてはならない。また、産婦人科は、起訴が起こりやすい領域である。そのため産婦人科医が不足しているのだと考える。対策として産婦人科医の待遇改善をしていくと良いと思う。
まとめ:医師不足を解決するために、産婦人科医の待遇を改善することで解決する。
世界と日本の少子化の違い/鹿本高校
研究背景:日本の少子化の現状と世界の少子化の現状を理解し、少子化対策に成功されたとされるフランス・スウェーデンが行った対策を調べ、日本の少子化対策と比較を行い、違いを見つけたい。さらに世界の少子化対策を調べ、日本にも普及している対策はあるのか調べたいと思いこの研究を始めた。
仮説:日本は少子化が進んでおり、世界も少子化を問題視する国も多いだろう。しかし欧米では少子化を克服し少子化対策に成功したとされる国もある。これらの国は日本とは違った少子化対策をとっているのではないか。これからを生きていく私たちに少しでも伝えることが出来れば10年後20年後と日本の出生率に変化をもたらすのではないか。
結論:①子供を産みやすい環境を整備する・親の経済的負担を低減する、日本もこれらを重視した対策を行えば10年後20年後と出生率に少しでも変化をもたらすと考える。
②日本でネイボラを普及させることで支援の拡大が見込まれ、安心した育児・不安や悩みを軽減することができ、少子化に少しでも歯止めがかかるのではないかと考える。
まとめ:少子化を減少させるためには、子供を産みやすい環境を整備する・親の経済的負担を低減する・ネイボラを普及させることが大切である。
花が与える人への良い影響/鹿本高校
研究背景:身近には色々な種類の花が咲いている。花を見て癒されたり疲れが取れたと感じた。
実際、花には人にとっていい影響を与えてくれる。花をもっと身近に取り入れることが出来れば、生活をよりよくなるのではないかと考え身近に取り入れるために「花がどのように人に効果を与えるのか?」
について調べた。
仮説:花は人を癒したり疲れを取ったりする人には見えないくらいの「小さな物質」を作っている。その結果人にいい影響をもたらしているのではないか?
結論:花が与える心理的効果には幸せホルモンのドーパミン、オキシトシン、セロトニンが作用していると考えた。オキシトシンには、幸せな気分になる・学習意欲や集中力が向上する・ポジティブになりやすくなる効果がある。また、オキシトシンは、ドーパミン・セロトニンの効果を高めてくれることが期待されている。
まとめ:花を身近に置くことは、集中力が高まり生産性も高くなる。それを上手に活用することで、勉強や仕事の効率も高めることが出来ると考える。
そうだ!菊池へ行こう!〜菊池魅力アッププロジェクト〜/菊池女子高校
課題背景:菊池の魅力をより多くの人に発信し、遠くてもわざわざ行きたくなるようなまちづくりに貢献したいと考え、このテーマにした。
仮説:菊池のイメージを調査し、強みを新たに発掘していくことでnew菊池を県内外に発信することができるのではないか。
結果:①県内外の2箇所で行われた、お出かけするなら何をしたいかという街頭インタビューの結果から、カフェ、ランチ、温泉が多く望まれていることがわかった。また、菊池に来たら行ってみたいところの調査より、菊池渓谷と温泉が多くあがった。
②地元の方でおすすめスポットを紹介し、バトンを繋いでいく、KIKUCHI LOVE CHALLENGE を企画した。
まとめ:菊池の魅力は、子育てがしやすい環境、食料の0距離輸送である。菊池の課題は、横の繋がりや後継者不足であることがわかった。若者が帰ってきたくなる街にするために今後はKIKUCHI LOVE PACKAGEという新たな活動に取り組んでいきたい。
菊池を食べる/菊池農業高校
課題背景:簡単に調理できること、地域との連携が図れること、昨年に続き竹の活用につなげることを考え、菊池の特産品タケノコを入れたおやきの製品開発に取り組んだ。
結果:菊池市商工会の方々にアドバイスをもらいながらより良い製品開発に取り組みました。
捏ねる⇨包む⇨焼く の簡単な3ステップで作ることが可能なため、小さなお子様も家族と一緒に楽しんで作って食べることができるおやきのレシピ開発に成功した。
まとめ:JAの広報に掲載された。今後は菊池市内のお店で販売してもらえるようにフラッシュバックしていきたいと考えています。
きくちをcosplayる/菊池女子高校
課題背景:自然、観光、食についての菊池の魅力を言葉では伝わりにくい感性で伝えるための手段として、ファションとデザインが有効だと考えたため、このテーマにした。
仮説:高校生と地域のお店が連携することで地域活性化につながる。
結果:【ファッションコース】菊池川の清涼をイメージした白と青の清流パーティドレスを制作した。【フードデザインコース】将来的な製品化を目指し、菊池地域の特産品を使用したドレスケーキを製作した。【保育ふくしコース】お揃いのコーディネートで孫と祖父母が菊池を歩けば、をテーマに甚平を製作した。
学校全体として、温泉、観光事業と連携してコスプレイベントを企画し開催することができた。
玉名活性化計画/玉名高校
研究背景:昨年はスマートシティについて調査を行ない、玉名が目指すべき都市モデルについて考えていたが、今年は実際にデータを用いて研究を行なうことで、これからの玉名がどのようになるか考察した。
仮説:これからの玉名市は労働人口などの減少などによって、過疎化の進行、産業の衰退が起こる。
結論:現在の玉名市の人口構成は、55〜69歳にボリュームゾーンがあり、これからさらに高齢化が進んでいくと考えられる。また、玉名市の総人口もこれから減少し、働き手の減少が予測されるため過疎化の進行が心配される。10代から20代にかけて、大学や進学のため、他の地方への人口流出が多い。
まとめ:玉名市の若者世代、そして、玉名市を離れて就職した人や、全国のやる気のあるみなさんを玉名に呼び込み、玉名市での就職、企業を増加させることを提案する。また、そのために、玉名の魅力や利点を再検討、再発見し、内外に向かって発信していくことが重要。
目的:玉名の魅力を発信してより多くの人に観光にきてもらう。それと同時に、玉名高校をPRする。そのために玉名の魅力を調査し、写真を撮り、Instagramに投稿する。ゆるキャラを作ることで強く活動の印象を残す。
ベリ美:ストロベリーの”ベリー”、”美”味しい食べ物がたくさんある、”美”しいまちになってほしい。
帽子は有名な玉名ラーメン、体は特産物のいちご、首飾りは花しょうぶ祭りの花しょうぶ、ワンピースの模様に納涼花火大会の花火
Instagramの開設(tmn.pr_):現在は玉名高校の中を投稿しているが、これからは玉名の名所についても発信していきたい。
まとめ:これから玉名の魅力についてもっとInstagramを使って、多くの人に見てもらえるように頑張ります。そして、玉名に来る観光客が増えたらいいなと思います!