2021年3月10日熊日に掲載されました
高校生の視点 地域元気に
菊池川流域8校の生徒 活性化アイデア発表
若者の視点で菊池川流域の活性化策を考える「高校生サミット」が7日、山鹿市民交流センターであり、流域の生徒たちが食や観光、情報発信などの面で独自のアイデアや取り組みを発表した。
少子過疎化が進む中、若者にまちづくりの主役を担ってもらおうと、菊池、山鹿、玉名、和水の3市1町の官民でつくる「菊池川流域の恵み体験協議会」(前垣芳郎会長)が初めて企画。菊池、菊池農、菊池女子、鹿本、鹿本農、城北、玉名、玉名工の8校の生徒有志が参加した。
各校が本年度、有志数人で取り組んできた活動成果をそれぞれ紹介。このうち玉名高1年の女子4人組は、地元で有名なラーメンやイチゴをモチーフにしたゆるキャラを制作し、玉名の観光PRに役立てるアイデアを披露した。
スポーツ大会の誘致を通じた交流人口増加策を訴えた城北高2年の早川大翔さんは、「しっかりデータに裏付けされた発表もあり、感心した。機会があれば他校の活動にも加わりたい」と興味を示していた。
(猿渡将樹)
Comments